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自転車は未来の乗り物ヨーロッパ自転車政策先進都市より第4回 自転車の良さを広めるために ― ドイツの自転車ツアー藤本 芳一(環境市民 理事、自転車チームちゃり民) ■ミュンスターの100城めぐり 「ドイツで一番自転車が使える街」ミュンスターの周辺は、ミュンスターラントと呼ばれる。広さは6250km2(京都府の1.5倍)。ここには、水城と呼ばれる古城が点在する。ミュンスターの観光協会はそのうち157を選定し「100城めぐり」の自転車コースを宣伝している。このコースは、主線が1250km、細かなコースまで入れると1万kmにも及ぶという。 ■ADFCの自転車ツアー前回紹介したように、ドイツ最大の自転車団体ADFC(一般ドイツ自転車クラブ)が今一番力を入れているのが自転車ツアーだ。ADFCが出している「Discovering Germany by Bike」というドイツ国内の自転車ツアー案内パンフレットがある。84ページもあるパンフレットにはドイツ全土に渡って網の目のようにお勧めコースが紹介されている。これを見てまず驚くのが、そこにはパッケージツアーも紹介されているのだが、その期間が3日から2週間にも及ぶことだ。距離も3日間で150kmと、1日50km程度を基準に考えられている。しかしADFCに聞いてみると、これはあくまでも一例で、実際には週末を利用した日帰りか1泊程度のツアーが多く、これらのコースの一部を走るものということだ。このパンフレットはドイツ語版と英語版が発行されているが、ドイツの次に良く出ているのはなんと日本だそうだ。
■ドイツで主流の自転車 ドイツではトレッキングバイクと呼ばれる、日本で言うクロスバイク(マウンテンバイクよりタイヤやフレームが細く、街乗りに適した自転車)に、荷台や泥よけ、チェーンカバーなどを付けてより実用的にしたものが主流だ。女性用にパイプの位置を低くしてスカートでも乗りやすくしたものもある。値段は安いものでも6万円程度から。ある自転車屋で聞いたところ売れ筋は8万円程度のものだそうだ。ただし、安い自転車がほしい人には中古自転車が簡単に手にはいる。 |