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自転車は未来の乗り物ヨーロッパ自転車政策先進都市より第6回(最終回) サイクリスト協会と究極の自転車都市
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図 ハウテンの道路網 |
ハウテンは、ユトレヒトから約4kmにあるベッドタウンで、計画的に整備されたニュータウンだ。人口は31,000人。図のように環状道路が街をぐるっと取り囲み、車で隣のブロックに行くには一度環状道路に出なければならない。中心部には幹線自転車道が走り、自転車なら最短距離で目的地に着くことができる。
オランダ国鉄でハウテンに着いて最初に驚くのは駅前に車が全く見あたらないことだ。その代わりにたくさんの自転車が走っている。駅前には一部のタクシーを除いて車の乗り入れは禁止されている。
幹線自転車道は、グリーンベルトに囲まれて公園の中のようだ。車が進入してもよいエリアに入っても、家の前に車は停まっているのだが走っている車はほとんどない。子どもも堂々と道の真ん中を自転車で走っている。この街では子どもをよく見かける。オランダは日本同様少子化の進んだ国だが、この街には子どもを育てやすい環境と、子どもが外でのびのびと遊べる環境があるということだろう。この街には3,000人が入居待ちしているという。
私は、オランダの街を見ていて、これこそ未来の街の姿だと思った。オランダは世界で最も市民意識の進んだ国だと思う。伝統を大切にし、人間の上下意識のない国。世界で最初に安楽死を法制化し、同性同士の結婚も認める。王室でさえも国際結婚が当たり前の国。そんな国で人々は自転車に乗る。この国を見て私は思った。自転車こそ未来の乗り物だと。