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概要:身近な食べ物をとおして自分の暮らしが環境問題とつながっていることを認識し、これからどのように行動するべきかを考える、学校での連続授業を想定したワークショップです。クイズや劇、ゲームを通じて進行します。
◇講座内容
第1週 暮らしをみつめなおす
〜どんなものを食べているんだろう?
第2週 食べ物はどこから来てどうなるの?
〜私たちはどんな食べ方をしてるんだろう?
第3週 旬の食べ物、輸入食材の作られ方、そして私たちの未来
〜どんな作り方をしているんだろう? 私たちはどう行動する?
目的:ふだん当たり前に食べている物が環境問題とつながっていることに気づく。社会を悪くする責任は自分にもあることを知る。自分の行動如何で社会は良くできることに気づき、行動に移す。
背景:世に環境教育プログラムは多数ありますが、自分の暮らしと環境問題が密接につながっていることを理解し、実際に地に足のついた行動を促すプログラムはあまりありません。
対象:小学校5,6年生 20〜40人
形態:3回(3週間)連続授業(1コマあたり45分×2限)、参加型ワークショップ
時期:応相談
分野:ライフスタイル、消費生活、人材育成、市民活動
企画:環境市民
企画料:応相談
実績:
- 大阪府環境学習人材支援事業にて、東大阪市大蓮東小学校、門真市立沖小学校、茨木市立大池小学校5,6年生(2002年)
参加者の感想:
- 環境教育のおかげで食べ物のことがよくわかった。劇やビデオをやってくれたからよくわかった。地球温暖化とかわからないことがいっぱいあったけど3週間は楽しかった。
- 食べ物はいろいろ問題になっているというのは知っていたけど、もっと問題になっているというのがびっくりした。
- 知らないことをいっぱい教えてくれた。今まで自分勝手をしたなぁと思った。
- 食べ物がどこから来ているかとか、環境について調べるのが楽しかった。環境のことについて、またグループで共同作業をしたいと思った。
- お母さんに、旬ではないものはエネルギーを使いすぎていることや、賞味期限のきれたものでも食べられることを教えたい。
- たくさんの食べ物を外国から輸入していて、そのことが外国の自然やくらしを壊していることが一番心に残った。
- これからわたし達が社会を動かしていかないといけないんだなと思った。
備考: みどりのニュースレター記事より(117号 2003年2月)
環境市民のパートナーシップ12 大阪府環境学習人材支援事業その2
「グリーンコンシューマーになろう!」編
このプログラムは、「食の大切さ」と「自分には社会を変えていく大きな力がある」ということを伝えることを柱に、3回連続で実施しました。
1回目は、まず絵を描くことで食べ物への関心を引き出し、次にグループでお寿司などのメニューの材料を考え、それらの生産地を近所のお店などで調べることを宿題にしました。2回目は、宿題の発表を通し、日本が世界中から食料を輸入していること、食料自給率が他の国々より低いこと、それらのことと地球環境との関連などを説明しました。また、多くを輸入しては食べずに大量に捨てている現状と、買い物時の選択によってそれを減らしていくことができる、ということを伝え、自分に何ができるかを子どもたちに考えてもらいました。3回目は、お年寄りに昔と今の食環境の違いを聞いてくる宿題から、時期はずれの食材のもつ問題と、旬の食材を選ぶことの意味を話しました。さらに、寸劇で日本へ輸入される食材の生産国で起こっている問題を伝え、最後にそれまでの内容をふりかえり、グループで話し合いました。
子どもたちの反応はクラス(全部で4クラスを対象に実施)によって様々で、それに対応して細かな内容や動きを変更しました。終了後の感想などを見ていると、私たちのメッセージをしっかり受け取ってくれたと感じるところもあり、非常に嬉しく思いました。先生方からは、ゲームやクイズ、劇などを織り込むことで子どもたちの意識を惹きつける工夫が参考になった、内容そのものが自分たちにとって勉強になった、という意見をいただき、手ごたえを感じています。(林
貴和子)
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