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概要:暮らしの中で使う水を意識し、自分の暮らしが環境問題とつながっていることと、地域の水を活かしたまちづくりについて考え、これからどのように行動するべきかを考える、学校での連続授業を想定したワークショップです。クイズや劇、ゲームを通じて進行します。
◇講座内容
第1週 水は貴重なもの
〜きれいな水は当たり前? 私にとっての水、世界の中の水〜
第2週 暮らしと水のつながり1 入ってくる水
〜飲んでいる水はどんな水?〜
第3週 暮らしと水のつながり2 出ていく水
〜水を汚す地域、どうすれば迷惑がかからないか考えよう〜
第4週 水と自然を活かしたまちづくり1
〜人間の営みと川〜
第5週 水と自然を活かしたまちづくり2
〜私は○○川をこんな川にしたい〜
目的:まちも水も、自分たちの周りの環境は自分たちで良くしていけることを知る。水とふれあいたくなるまちにしようという気持ちをもつ。そのため、自分たちに何ができるかを考え、行動していくきっかけにする。
背景:世に環境教育プログラムは多数ありますが、自分の暮らしと環境問題が密接につながっていることを理解し、実際に地に足のついた行動を促すプログラムはあまりありません。
対象:小学校5,6年生 20〜40人
形態:4〜5回(4〜5週間)連続授業(1コマあたり45分×2限)、参加型ワークショップ
時期:応相談
分野:ライフスタイル、消費生活、人材育成、市民活動
企画:環境市民
企画料:応相談
実績:
- 大阪府環境学習人材支援事業にて、松原市立天美北小学校4年生(2002年)
参加者の感想:
- 水のつく言葉でげきをしながら、クイズを出してくれたのが楽しかった。わかりやすかった。
- 水に関係する言葉の意味を、考えるので、すごいなーと思う意味や、面白い意味とか出し合っていたので楽しかった。「水ってなんの役に立っているんだろう?」で考える(思い出す)のが楽しかった。
- 63億人の人が地球にいるのに半分くらいの人達しかきれいな水を飲めない。汚い水しか飲めなくて、伝せん病で死ぬ人が外国にたくさんいてかわいそうだとおもった。
- エネルギーの使いすぎで、水がなくなったり、雨が降りすぎて洪水になったりするから怖いと思った。
- 水を、じゃあじゃあだしたらあかんことを、妹や弟に教えてあげよう。
- 「まわりをコンクリートで固めても、自然の川にもどせるんだ」と思って、ちょっとハッとした。自然をとりもどそうとしている国みたいに、大阪も自然をとりもどしたいなと思った。今井戸川(地元の川)も、自然ぽくしてみたい。
備考: みどりのニュースレター記事より(118号 2003年3月)
環境市民のパートナーシップ13 大阪府環境学習人材支援事業その3
「水と暮らしとまちづくり」編
4回連続のこのプログラムの狙いは、「毎日の生活で使っている水と地域を流れている水のつながりを考えることを通じて、自分たちのまちをどうしたいのか、自分たちに何ができるのかを考え、行動するきっかけをつくること」。
少々緊張しながら教室に入ると、4年生の子どもたちが拍手でお出迎え。休憩時間にはスタッフにサインをおねだりする。そんな反応に驚き喜びながら、水に関する言葉をコント形式で紹介したり、生活の中で水を使う場面を考えたりして、水へのイメージを膨らませていきました。その後、水の貴重さ、地球温暖化とのつながり、水の循環、水の飲み比べ、ペットボトルと水道水の違い、合成洗剤と石けんなど、水にまつわる様々な問題について、楽しい仕掛けを交えながら伝えていきました。子どもたちはゲームが大好きで、授業は大盛況。OHPによる様々な写真も興味深かったようです。合成洗剤と石けん水によるカイワレの生育比較実験の宿題では、自主的に身近な食品や川の水など数十種類の水でも実験をしてくれ、子どもたちの好奇心に感心させられました。第3回からは、まちづくりに視点を移し、川をきれいにしようとしている小学校の活動やコンクリートを剥がして自然の川に戻したヨーロッパの実例などを紹介した後、自分たちの地域の川をどうしたいか、どうなってほしいかを絵と言葉で表現してもらいました。自然の川に戻した話は大きな刺激になり、「自分たちにも何かできる。○○がしたい」という思いが、少しずつ芽生えてきたように感じられました。この思いが大きく育ち、子どもたちの今後の活動につながることを期待しています。
授業の感想からも、私たちの思いが子どもたちにしっかり伝わったように感じられ、大変うれしく、やりがいを感じています。(杉山 陽絵)
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