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環境教育の重要性環境市民の5つのミッション(使命、活動目的)の中に「エコロジーな次世代を育む」があります。世代を問わず、環境問題を学び、自分にできることを知り、実践することは大切なことです。中でも特に、就学前の児童や小学生など未来世代への環境教育・環境学習は重要です。環境先進国と呼ばれるドイツや北欧諸国でも、環境教育が学校の学習プログラムに導入されて20年ほどたち、環境の大切さを感じた人たちが社会のリーダー層にまで成長し、それが国や自治体の政策、企業活動に影響を与えていると言われています。 学校教育のなかでの環境学習 学校教育において、環境教育・環境学習はきちんとした位置づけを得られないでいます。各教科の中でそれぞれテーマとして環境が採り上げられることはありますが、それは現場の教師の主体性にゆだねられている場合がほとんどです。西欧で「環境教育」が「持続可能な社会のための教育」と呼ばれ、自分たちの社会が今後どうあるべきかを考える教科として重視されていることと対称的です。
環境学習普及の障害 採り上げられない理由としては、「環境保全と経済発展が相反するテーマに感じられ熱意をもてない」、または「環境学習の導入が上司や保護者から理解が得られない」などが考えられます。 よく聞く「環境情報」にも問題が… 空き缶・ペットボトルリサイクルなどの情報の場合、缶やペットボトルが増え、リユース容器が絶滅寸前になっている状況には触れないものもあります。また、ミネラルウォーターなど、中身をヨーロッパや北米から持ってきている製品もありますが、どうして地球の裏側から「水」を持ってこなければならなくなったか考えさせずに、目の前にある空き容器をリサイクルして「地球にやさしい」と表現している学習プログラムも見られます。
日本の場合、現状の追認としての
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![]() 自然に還るもの、戻らないものを知る 土に埋めて数カ月後掘り返す |
日本も、自然エネルギー設備や低公害自動車、省エネ家電など、個々の製品開発の技術力では高いものをもっています。それが社会全体でシステムとして取り入れられているかどうかが、先に紹介した西欧・北欧と日本との違いでしょう。西欧や北欧では、この文のはじめに書いた20年来の環境教育の成果が、持続可能な社会へ転換する力として結実していると言えます。
では、環境学習を取り入れて日の浅い日本は、成果があがるまで20年も待たなくてはならないのでしょうか。前途には厳しい道がありそうですが、私たちにとって幸いなのは、「先進国の新しい姿」というお手本が生み出されつつあることです。
海外の先進的な取り組みにふれても、少しでも状況や背景の違いを感じると「あれは外国のこと」と言ってとりあわない人がいます。大事なのは先進事例を自分たちの事情にあわせて、より良いものに変えていく柔軟性です。日本には、ものを大切にしてきた文化があり、高い技術力もあります。これら足下の資源を活かせば20年もかからずに西欧・北欧に追い付くことができるでしょう。また、彼らよりすぐれた「環境も経済も大切にする社会」を構築することもできるでしょう。
そのために、未来を担う子どもたちには、様々なすぐれた事例にふれさせ、その創造力を高めてやる必要があります。環境学習とは、まさに人の想像力を高め、その可能性を高めることと考えます。環境市民では、これらの考えをベースにしつつ、子どもたちに、また市民・消費者にもわかりやすく、楽しい環境学習プログラムを開発してきました。
子ども向け、市民向け環境学習プログラムについては、「環境市民の環境教育プログラム」をご覧ください。
市民・消費者向けの環境情報の発信については、「豊かなライフスタイルを創造する」の頁をご覧ください。