「バイバイ原発 9.11」ウォーク | 認定NPO法人 環境市民

「バイバイ原発 9.11」ウォーク

9月11日(日)、「バイバイ原発」の声が京都の河原町に響いた。東日本大震災と福島原発事故から半年にあたるこの日、危険な原発を捨て、再生可能エネルギーへの転換を求める統一パレードが京都で行われた。円山公園に集まった1200人は、四条河原町を通り京都市役所前まで歩く間に1800人に膨れ上がった。

めざそう原発ゼロ 変えようエネルギー政策

2011年10月16日更新

9月11日(日)、「バイバイ原発」の声が京都の河原町に響いた。円山公園に集まった1200人は、四条河原町を通り京都市役所前まで歩く間に1800人に膨れ上がった。東日本大震災と福島原発事故から半年にあたるこの日、危険な原発を捨て、再生可能エネルギーへの転換を求める統一パレードが京都で行われた。主催は、バイバイ原発9.11実行委員会(協力:バイバイ原発・京都)、賛同団体は51団体・賛同個人は22名におよぶ(※2011年9月1日現在)。環境市民も賛同団体に入っている。

2時に円山公園しだれ桜西側広場に集合し、パフォーマンス、リレートーク、2時46に黙祷の後、パレードは出発、4時過ぎに河原町御池まで行進した。

集合場所である円山公園しだれ桜西側広場は人であふれかえっていた。牛の着ぐるみを着た人、子どもを連れたお母さん、ものすごく凝った垂幕、みんな気合は十分だ。老若男女、まんべんなくいる感じ。何人位人が集まっているのだろう。あとから1200人と聞いた。マイクを手にそれぞれに主張を伝える。シュプレヒコールの練習もし、黙祷のあと、出発。3班に分かれて進んでいく。

私は、カメラを抱えて沿道をついて歩く。自転車の背に、プラカードとチラシを載せて。沿道の人たちが、ちゃんとチラシを受け取ってくれる。意識の高まりを感じるのはこういう時だ。デモの中には見知った顔が多く、いろんな層の人が参加しているのを感じた。最後の音楽隊が気分を盛り上げる。こうやってみんなの気持ちが1つになるのは、ひとえに原発を止めたいから。デモの参加者は最終的には1800人となった。暑い一日を終えて、各自が気持ちを新たにした。

■バイバイ原発9.11 特設ウェブサイトこちら
■バイバイ原発・京都ウェブサイトこちら

(文/ニュースレター編集部 千葉 有紀子)