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報告:第1回「ぬいカフェ」


 ~手作りお菓子とお茶を楽しみながら、お気に入りの布や糸でチクチクぬいぬい♪~ 

2012年1月15日、明るく風通しのいい新事務所にて、新プロジェクト「ぬいカフェ」が始動しました。
初回は少ない参加者でこぢんまり。でも、持ち寄ったお菓子は開けてビックリ!しっとり優しい甘さのバナナソーダブレッド、カリッと香ばしいきな粉クッキーに、ピーナッツバターのソフトクッキー、鏡開きのおぜんざいと、豪華なことこの上ないラインナップ。みんなの針もおしゃべりも進むというものです。

 (♪きな粉クッキー、バナナソーダブレッド、ピーナッツバタークッキー) 

(♪鏡開きのおぜんざい)

 さてここからが本題、まずは縫い方の基本をおさらいです。小学校で習ったあの運針、みなさん憶えてますかー? 指ぬきの使い方は?? 玉結びは??? 本当に一からの出発。でも、誰でもできるんです。昔はみんなやってたんです。お母さんは、夏や冬の終わりが来るたびに、家族みんなの着物を解いて洗い、仕立て直すのが普通のことでした。それが衣更え。

 だから日本の着物は、直線裁ち・直線縫いが基本のき。針仕事によってハリを与えられ丈夫に仕立てられてはいても、玉結びを切って糸を引けば、簡単に解けて一枚の布に還るという、とても合理的な仕組みで成り立っています。

 シミがついたり弱くなったところは補修して目立たないところに廻して使い、もうどうしても着物にはできなくなった布を継いで、布団や風呂敷にしたり、また解いて継いで前掛けや布巾にしたり……最後は雑巾にして、ボロボロの糸くずになっても風呂やかまどの焚き付けにして、大事に使い切るのが当然でした。だって元は命ですもの。麻も木綿もお蚕さんも、糸を紡ぎ、染め、織ってくれた人々の営みも、一枚の布の中に籠っていることを、みんなどこかで感じていたのでしょう。

 暮らしの中にあった当たり前のめぐり…循環型なんてわざわざ構えなくても、私たち日本人の文化の中には、自然に支えられ、だからこそ大切にし、繋いで行く精緻な仕組みが幾重にも張り巡らされ、美しく洗練されてきたのです。それをすっかり棄ててしまうのは、本当にもったいないこと。この一針は、忘れ去られかけた暮らしの美しさと新たに出逢うための第一歩なのかもしれません。

……そんな話に花を咲かせながら、さらしの布とはぎれを使って、使うのがちょっともったいない(?)かわいい布巾を縫いました。不揃いな針目も、それはそれで、すてきな味わい。

(♪第1回みんなの作品です。) 

「毎日練習が要るね。」「今度来るまでに、布巾の中を運針でうめてこよう!」「私は刺し子がやりたい。」と、みなさんそれぞれに目標を持ったようで、次回がとても楽しみです。
後日、この様子を知ったとある男性から「ジーンズを補修したい!」との申し出があり、第2回はリフォームにスポットをあてての開催となりました。

「ぬいカフェ」では、あなたの好きなものを何でも縫ってOK。もう着れないけど捨てられない……思い出の服や穴のあいた靴下、かわいい柄が愛おしい布やボタン、糸たちがお家で眠っていませんか?「いつか使おう」と思っていてもついついタンスの肥やしに……そんなあなた、ぬいカフェでリフォームデビューしてみましょ♪
第3回は3月11日(日)1時からの開催です。日曜日の昼下がり、ゆるっと「ぬいカフェ」いかがですか?


(文/ぬいカフェプロジェクト 池田 浩子)

 

 

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