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報告:教えて日下部さん! コーヒーの美味しい淹れ方とエクアドルの森


2015年5月20日

 5月はフェアトレード月間。フェアトレードとは環境や文化、伝統を大切にしながら、まっとうな暮らしができる賃金をきちんと支払い、途上国の人たちの経済的、社会的な自立を支援する「公正な取引」を意味します。フェアトレード製品にはコーヒーや紅茶、チョコレート、調味料などの飲み物や食べ物、洋服やバッグ、アクセサリーなどの雑貨までさまざまな商品があります。

 
 5月17日(日)、日下部伸行さんを講師に「美味しいコーヒーの淹れ方とエクアドルの森」と題して京都ペレット町家ヒノコにてイベントを行ないました。参加者は12人。アットホームな会になりました。
 
コーヒー好きな日下部さんは2008年、産地の一つであるエクアドルへ向かいました。通常のコーヒー農園は、コーヒーの木が整然と広大な土地に並んでいることが多いのですが、ここでは「森林農法」という育て方をしており、さまざまな木の間にコーヒーの木が生えているという状態なので一見すると「どこにコーヒーの木があるの?」というかんじだそうです。「もともとコーヒーは日陰が好きなのでこの方がちょうどいいし、バナナやアボガドなどと一緒に育てれば実も食べられて育てている人にとってもメリットがあるんですよ」と日下部さん。なるほど!と思いました。
 
 暮らしも自然も豊かなインタグ地方ですが、90年代から鉱山開発の危機にさらされてきました。日本の商社も関わっていたそうです。現在は、DECOINという団体がコーヒー生産者組合を組織しながら収益を得つつ、ラジオや新聞等を通じて鉱山問題についての発信や女性の地位向上などの活動も行なっています。コーヒーの生産はAACRIという生産者組合が行なっており、そのコーヒーはウィンドファームという日本の会社が輸入し日本で紹介をしています。地域の人たちの経済的支援だけではなく、環境破壊を防ぐための活動を応援し生物多様性保全をはかっていくチカラになるコーヒー、といえますね。
 
 最後に「本当の『フェア』ってなんでしょう?」と日下部さん。「地球環境に対するフェア、未来世代にわたるフェアなどが考えられます。将来にわたる共生関係が必要ではないでしょうか」というメッセージをいただきました。そう考えると途上国との貿易だけではなく国内でも「フェアトレード」の視点が生きてきます。「僕の場合はコーヒーでした。まずは、自分の関心がある分野から自分と生産者のつながりに関心を持っていくといいかもしれませんよ」と日下部さん。
 
 フェアトレード月間が終わっても自分が買うものとつくってくれる人との「つながり」への関心を持ち続けていきたいと思いました。
 
(文/コーディネーター 有川 真理子)
 
 

日下部 伸行(くさかべ のぶゆき)さんプロフィール

春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。
 
 

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