明治用水 源流の地で開催! 中部五市「TASKI・タスキサミット」 | 認定NPO法人 環境市民

明治用水 源流の地で開催! 中部五市「TASKI・タスキサミット」

2015年7月7日

7月7日、環境首都創造ネットワーク(事務局:環境市民)に加盟する多治見市、安城市、新城市、掛川市、飯田市の5市が実施している「中部環境先進5市サミット」(各自治体の頭文字をとってTASKI・タスキサミットといいます)が開催されました。

6回目を迎える今年の開催場所は長野県根羽(ねば)村。
ここは、その昔、水に困っていた安城市をはじめとする愛知県三河地方の農地に豊かな水をもたらした「明治用水」に使われている矢作川の源流(茶臼山)にあたります。
今年は「明治用水」の基礎を築いた都築弥厚(つづき やこう)の誕生から250年目の年。記念すべき節目の年の開催となりました。
サミットでは6人の市長・町長が「水環境の保全と流域社会の持続可能な発展」をテーマに取り組みの紹介、意見交換を行い、最後に「『中部環境先進5市サミットin根羽』根羽宣言」に全員が署名しました。
宣言では、水や森林などの自然資源、人材などを活かし、ともに手を取り合って持続可能な社会形成に取り組む強い思いが込められています。
それぞれのまちから集った住民、行政職員総勢120人が水循環について自由に語り合う意見交換会でたいへん盛り上がりました。思いでつながった自治体だからこそ実現できる催しになりました。

次回開催地は掛川市(2016年7月7日を予定)に決定、1年後の「成長」が楽しみです。