変わりゆくボルネオ島で変わらないもの | 認定NPO法人 環境市民

変わりゆくボルネオ島で変わらないもの

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

僕が関わっているウータン・森と生活を考える会では、

毎年8月頃にボルネオ島へのエコツアーを開催しています。
今年のエコツアーは、海外が初めてだという学生さんの参加も多く、
いままでで一番『スタディツアー』らしかったのかもしれません。
僕たちが訪れる村は、水道もなく、電気も晩に発電機を回すだけ。
トイレもお風呂も溜まっている水を桶ですくって行います。
そんな村で、1つの家庭に1人だけで4泊のホームステイをします。
言葉が通じない中で、辞書だけを頼りに行う必死のコミュニケーション…
でも帰る頃にはいつまにか仲良くなって、涙のお別れ。
みんながカルチャーショックを感じながらも同じことを感じます。
お金も物もあまりない村だけど、どこか豊かにみえる暮らし。
子供たちがみんな集まって、自分たちで工夫した遊びをしていたり、
よその家の赤ちゃんをおばちゃんたちがみんなで世話をしていたり
誰かの家に大勢が集まって、テレビドラマをみながら、一喜一憂をしたり…
日本ではあまり見かけなくなった風景が当たり前のようにありました。
一方では、現金収入のために、自然を切り開き広がるプランテーション、
以前はなかった包装紙がポイ捨てされ、川に浮いているごみの数々。
新しく入ってくるモノ、広がる道、都会からの情報…
かつて変わっていった日本から来た若者たちが見る変わりゆく風景
でも、時代が変わっても、無くなっていない大切なものがまだ残されています。
そんなものがみんな見つかったかな?
(いっしー)