4月放送分 | 認定NPO法人 環境市民

4月放送分

東日本大震災の影響で、福島原発から放射性物質が大量に放出されています。現地では被爆者も出ていますが、いまだに政府や電力会社から、安全性を確保するための十分な情報や視点が出されていません。過去の原発事故から考えると、予防原則で情報を発信し、行動していくことが重要です。そこで、マスメディアではなかなか報道されていない情報や視点を専門家にうかがいます。
(※この番組は7月まで京都三条ラジオカフェとの協働で放送していました)

【市民からの発信を強化するために寄付をお願いします!】

環境市民では、被災地支援活動、また原発事故に関する情報を放送しておりますが、これらの運営費は自費となっております。
電力会社や政府だけに頼らない情報発信をすすめ、少しでも原発への理解、また放射性物質による影響を少なくするためにも被災地の支援とあわせまして、ご支援よろしくお願いいたします。

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京都 01020-7-76578 (名義)環境市民

福島原発事故について

長期化する福島原発事故。
子どもたち、食べ物への不安が高まっています。
一方で、政府の子どもに対する放射線被曝基準は、国内外から批判の声があがっており、NGOなどが撤回をもとめて働きかけをしています。そこで、チェルノブイリや海外の事情に詳しい細川先生に、今、私たちが気をつけておくべき点をうかがいました。

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【時間】
◎Ustremライブ はこちら 4月28日(木)午後8:00~8:30
◎ラジオ放送(周波数:79.7Mhz) 4月29日(金)午後8:30~9:00

【出演】精華大学 人文学部総合人文学科 環境未来コース 教授 細川弘明先生 (こちら)
アジア太平洋資料センター(parc)共同代表
『MOX(プルトニウム)総合評価』
高木仁三郎/マイケル・シュナイダー著者(同書籍の執筆者の一人)

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、ecoパーソナリティー)

厚労省発行 妊婦、小さな子を持つお母さん向けの被曝防止パンフレット 不適切な内容

長期化する福島原発事故。放出され続ける放射性物質に対し政府からさまざまな基準がだされていますが、本当に大丈夫なのでしょうか。

文部科学省は、国際放射線防護委員会(ICRP)の声明に基づいて、1~20mSv/年(mSvはミリシーベルト、年間)を学校の校舎・校庭等の暫定的な目安としました。

厚労省は、妊娠中の女性や育児中の母親を対象としたパンフレットを作成しており、この中で「万が一、規制値を上回った食べものをロにしてしまったからといって、健康への~.が出ることはありません」と述べており、多くの市民団体、個人から抗議の声があがっていす。

改めて放射線医学・呼吸器病学がご専門の岐阜環境医学研究所所長松井英介先生に、こうした情報をどう理解すればよいのかをうかがいます。

【時間】
Ustremライブ 4月21日(木)午後8:00~8:30
ラジオ放送 4月22日(金)午後8:30~9:00

【出演】岐阜環境医学研究所所長 松井英介先生
(ご専門:放射線医学・呼吸器病学)

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福島原発事故 事故収束のための工程表をどうみるか

東京電力から事故収束のための工程表がだされました。それによると今後6から9か月で原子炉を安定化させる、としています。今回だされた工程表やまた現在の原子炉の状況について、京大原子炉実験所の小出裕章先生に、どう理解すればよいのか、おうかがいいたします。

【時間】4月19日(火)午後7:30~8:00
【出演】小出裕章先生
京都大学原子炉実験所 原子力基礎科学研究本部
原子力基礎工学研究部門 助教

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放射性物質の危険性について

福島原発事故による放射性物質の影響に対する関心が高まっています。汚染される水、食べ物、人体…。

改めて私たちは何をどう気をつければよいのか、放射線医学・呼吸器病学がご専門の岐阜環境医学研究所所長松井英介先生にうかがいました。

【時間】4月15日(金)午後8:20~9:00
【出演】岐阜環境医学研究所所長 松井英介先生
(ご専門:放射線医学・呼吸器病学)

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再臨界の可能性について

福島原発では依然、高濃度の放射性物質が日々放出されています。増え続ける汚染水、一方で冷やしつつけなければいけない原子炉。つねにジレンマが付きまとう中、作業がすすめられています。今回も、京大原子炉実験所の小出裕章先生に、現状をどう理解すればよいのか、おうかがいいたします。

【時間】4月8日(金)午後8:30~9:00
【出演】小出裕章先生
京都大学原子炉実験所 原子力基礎科学研究本部
原子力基礎工学研究部門 助教

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30代を基準にすると0歳児は5倍の影響、低濃度汚染水は国の通常の基準の100倍 他

福島原発では依然、高濃度の放射性物質が日々放出されています。高濃度の放射性物質に汚染された水の処理も急務ですが、一方で原子炉を冷やし続けなければいけません。今回も、京大原子炉実験所の小出裕章先生に、現状をどう理解すればよいのか、おうかがいいたしました。

【時間】4月5日(火)午後4:30~5:00
【出演】小出裕章先生
京都大学原子炉実験所 原子力基礎科学研究本部
原子力基礎工学研究部門 助教

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、ecoパーソナリティー)

★おわび★ 昨日、先生にお話をお伺いする予定でしたが、調整不足により先生にご出演いただくことができませんでした。きいてくださったみなさまにお詫びとお知らせいたします。

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