7月放送分 | 認定NPO法人 環境市民

7月放送分

東日本大震災の影響で、福島原発から放射性物質が大量に放出されています。現地では被爆者も出ていますが、いまだに政府や電力会社から、安全性を確保するための十分な情報や視点が出されていません。過去の原発事故から考えると、予防原則で情報を発信し、行動していくことが重要です。そこで、マスメディアではなかなか報道されていない情報や視点を専門家にうかがいます。
(※この番組は7月まで京都三条ラジオカフェとの協働で放送していました)

【市民からの発信を強化するために寄付をお願いします!】

環境市民では、被災地支援活動、また原発事故に関する情報を放送しておりますが、これらの運営費は自費となっております。
電力会社や政府だけに頼らない情報発信をすすめ、少しでも原発への理解、また放射性物質による影響を少なくするためにも被災地の支援とあわせまして、ご支援よろしくお願いいたします。

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京都 01020-7-76578 (名義)環境市民

欧州在住環境ジャーナリストにきく
〜日本のエネルギーシフトのカギと欧州最新事情〜

再生可能エネルギーへの関心が高まっています。

欧州の国々はすでに、2~4割を再生可能エネルギーが占め、
2020年には3~5割にするという目標を持っています。※

対する日本は1割弱。※
ドイツの2倍の森林資源を持ち、日射量や風量にも恵まれた
日本ですが、欧州とは大きくかけ離れています。

欧州と日本の違いは何でしょうか?

今回は、欧州在住の環境ジャーナリストの方をお招きし、日本
の再生可能エネルギーへのシフトのカギをうかがいます。

※いずれも発電量ベース

こちらからご覧頂けます

【出演(敬称略)】
●池田 憲昭
フライブルク大学森林環境学部ディプローム課程を修了後、2002年より、
ドイツを拠点に、森林、エネルギー、環境の分野で日独事業のコーディネ
ート、セミナー、執筆活動を行っています。近年は、森林林業再生プラン
実践事業や岐阜県での森林ワークショップを独墺の森林官とともにサポー
トしています。

●滝川 薫
環境ジャーナリスト、植栽設計士。1999年よりスイスを拠点に環境・エネ
ルギー・建築をテーマとした執筆、視察案内、講演等を行う傍ら、庭園設
計に携わっています。共著に『欧州のエネルギー地域』、著書に『サステ
イナブル・スイス』(学芸出版社)があります。

●村上 敦
ジャーナリスト、環境コンサルタント、ドイツ在住。執筆、講演などでド
イツの環境政策、エネルギー政策、都市計画制度を日本に紹介しています。
「一般社団法人・クラブヴォーバン」発起人。「日本エネルギーパス協会」
のアドヴァイザー。 著書に『フライブルクのまちづくり』(学芸出版社)
などがあります。

【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、ecoパーソナリティー)

※本番組はパタゴニア日本支社 環境プログラムの助成金を活用しています。