不愉快な消費税 | 認定NPO法人 環境市民

不愉快な消費税

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

2月まで住んでいたまちの市民税課から封書が届きました。
なんだなんだ、なんか問題あったか、とどきどきしながら
開いてみると、「臨時福祉給付金についてのお知らせ」。
……? 福祉?

4月より消費税率が8%に引き上げられたことを鑑み、
暫定的・臨時的な措置として給付する。って……。

つまりは、市民税を払えないほど貧乏なアナタには、
気の毒だから、お金を支給してあげましょうという話らしい。

うーん。たいそう不愉快です。
そりゃ、あたしゃ貧乏ですよ。だけど、福祉の対象ですって
言われると、とても悲しいものがあります。
お金の世界から自由になりたくて、できるだけ仕事を減らし、
そのぶん田畑の作業に時間を費やしてきていたのに、お前は
かわいそうな貧乏人という判を押されたようで、何か馬鹿に
されたような気分です。

消費税は少ないところから多いところへ富を集約する性質を
持っているものだから、もともと私は反対していました。
しかし、人のプライドを傷つけるものだということも
身をもって知ることができ、ますます反対する気持ちが強く
なりました。

「臨時福祉給付金」の支給を申し込もうかどうか、封筒を
にらみつけながら日々を過ごしています。
消費税、はんたーい!
(げの字)