4月からは小売電力の自由化スタート | 認定NPO法人 環境市民

4月からは小売電力の自由化スタート

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4月からは小売電力の自由化が始まります。

東京新聞と新潟日報の共同世論調査によると
「電力自由化、東京電力から切り替えますか?」との質問に対し、
「切り替える」「すぐではないが検討する」という回答が
6割にも上るという結果が出ました。
上記の回答の理由は、
「電気料金がより安いところであれば代えたい」がもっとも多く、
「原発でつくられた電力を使いたくない」が続いて多いようです。
一方で、
・競争原理が働くからといって、電気料金が安くなるとは限らない
・サービスの幅が広いため、電気料金の比較が難しい
などという批判や課題もあり、一筋縄ではいかないようです。
自由化によって、電力の消費者の意見が届きやすい環境に
なったことは確かで、消費者が声を上げることによって、
制度やサービスの改善が望めるのではないでしょうか。
より多くの人が、この機会に比較検討を行っていけば、
再生可能エネルギーの促進、エネルギーの地産地消が
加速していくでしょう。
消費者の目、市民の目で変えていきましょう。