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フツーの暮らしの中にある反対運動

カテゴリ:電子かわら版コラム|更新日:2018年4月4日

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

先日、映画『ほたるの川のまもりびと』を見た。


舞台は長崎県佐世保市川棚町川原(こうばる)地区。
1962年に計画された石木ダムの建設に、今も13世帯54人が反対し続けている。
「し続けている」といっても四六時中反対運動をしているわけじゃない。


鼻歌を歌いながら靴をはく幼稚園児を見送る朝。
スーパーのチラシを見ながらどこのスーパーが安いか話が盛り上がる昼下がり。


そう、どこにでもある暮らし、がここにはある。
でも一つだけ違うことがある。反対運動が常に暮らしのそばにある、ということ。


バリケードでは常におばあちゃんたちが、県が介入してこないよう、
韓国ドラマをみたりスーパーの安売りチラシを見比べながら毎日見張っている。
異変があるとみんなに連絡をし一斉に集まる。


「本当はこんなことをせずに、旅行に行ったり趣味に時間をさいたりしたいんだけどね」


そうだろうなあ、とつくづく思った。
反対運動が好きでやっている人なんてたぶんいない。
守りたいもののためにいろんなものを犠牲にしながらみんながんばっている。
そこを除けば、みんなごくフツーの人達でフツーの暮らしを営んでいるだけだ。


石木ダムは水の確保、洪水防止を目的に計画された。
だが、水の使用量は年々減少し、今後人口減でさらに低下すると予測されている。
本流の9分の1しか流れていない石木川に洪水防止の効果は見込めない。


今、石木ダム問題は岐路にある。


県は国の事業認定の「お墨付き」を盾に強制収用をはかろうとしている。
これまでに強制収用によってつくられたダムはない。
もし完成させれば「強制収用でつくられた初のダム」になる。
止めることができれば「日本で初めて市民によって強制収用を断念させたダム」になる。


私たちが後世に残すべきものは何か。
五月にはほたるが舞う、こうばる地区。
ほたるのあかりに明確な答えを見るのは私だけだろうか。 (ま)


★半世紀以上も反対運動をがんばってくれているこうばる地区のみなさん。
さあ今度は私たちが一緒に声をあげていく番です!
できることいろいろあります。


すぐできる! 石木ダム建設 公開討論を求める書名
▼他にも長崎、佐世保市以外にお住まいのみなさんができることあります
詳しくはウェブサイト(石木川まもり隊)へ
石木ダム問題について知ろう
映画『ほたるの川のまもり人』をみよう!

 

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