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「円山川あらし」をよろしく

カテゴリ:電子かわら版コラム|更新日:2019年12月11日

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

放射冷却によって盆地が冷えると、霧を伴った空気は低地へ流れます。
しかし、標高の低いところは気圧が高いために空気が圧縮されて暖まり、
通常、霧は蒸発して見えなくなります。


ところが、盆地そのものの標高が低い地域では、
霧が蒸発することなく川に沿って流れ、海に達することがあります。
しかも、霧は海に近づくに連れて勢いを増し、
河口では強風と共に海上に噴き出します。
これは「川あらし」と呼ばれる珍しい現象で、愛媛県の「肱川あらし」、
鹿児島県の「川内川あらし」が有名です。


これらの流域では地元の方々が「川あらし」をまち起こしに役立てているのですが、
最近、そうした方々から、豊岡盆地でも同じ現象が起きているとの指摘がありました。
盆地を流れる川にちなんで、その名も「円山川(まるやまがわ)あらし」です。


ただ、「円山川あらし」については情報が不足していたので、
そんな現象が起きているのかどうか、私は半信半疑でした。
そこで、興味本位で調べ始めたところ、
断片的な証拠をあちこちに見つけました。


これは面白いと思い、故郷の友人や宿泊施設に
「円山川あらし」を知らせたところ、なかなかの好反響です。
しかも、愛媛県や鹿児島県の方々は強力に「円山川あらし」をPRしてくださいますし、
友人は地元市役所に情報提供してくれます。
最近は、新聞が記事を掲載してくださり、
これまで厄介者だった霧が地域資源に変わり始めたことを感じてます。


今回、「円山川あらし」を広める活動を通じて、
私は久しぶりに地元の友人と連絡を取り合ったり、見知らぬ方々と知り合いになりました。
地域資源とは、人と人との交流を育むものなのですね。
 (くらげ)


<執筆者紹介>
ペンネーム:くらげ


小さい頃から、曲線に心惹かれています。
海も空も曲線が美しい。
曲線が持つ無限のバリエーションはすばらしく、変化する様子を見るのは飽きません。
曲線への興味を通じて、気候について勉強したような気がします。
いつまでも、きれいな曲線を残したい。 

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