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動物園でぼーっと......できません!

カテゴリ:電子かわら版コラム|更新日:2022年5月11日

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

「動物園に行きたい!」
5歳の子どもにせがまれて数十年ぶりに京都市動物園に行ってきました。


休日くらいはサステナビリティをちょっと忘れて、
ぼーっとしようと思って園内を歩いていると......


「テナガザルの全種が絶滅の危機に。その原因はパーム油。
解決のために、持続可能な方法で生産されたパーム油を選びましょう」
「自然環境を守るためにもフェアトレード認証製品を選ぼう」


などなど、考えさせられる掲示板が次々と目に入り、
ぼーっとするどころかたちまち学びスイッチが入ってしまいました。


考えてみれば第六の絶滅時代と言われる昨今。
動物園で飼育されている生き物の多くが、
自然界で絶滅の危機にさらされていてもおかしくはありません。


それぞれの生き物が生存の危機にある現状、
その問題の原因が私たちの消費にあることを来園者に伝える。


動物園の新しい役割を垣間見ることができました。


動物園がそんなことまでするの?
と思われるかもしれませんが、
欧米では、単に動物を飼育するだけではなく、
まるでNGOのように動物の生態系保護活動をしている動物園があります。


動物園には、「種の保存」、「教育・環境教育」、「調査・研究」、
「レクリエーション」、と四つの役割があると言われています※1。
「世界動物園保全戦略」では、この内「種の保存」と「環境学習」が
今後の動物園の重要な役割として位置づけられているそうです※2。
つまり、珍しい動物を見て終わり、
という場所ではない、ということですね。
(動物園でぼーっとして過ごそうとしていたことをここでこっそり反省......)


そもそも動物を囲った場所で飼育すること自体について
必要性を問う声もあります。
サステナビリティの観点から動物園にどんな目的、
役割を見出すのか、市民を交えた議論が必要な時なのかもしれません。(ま)


※1 公益社団法人日本動物園水族館協会が動物園の目指す4つの役割として掲げている。
※2  1993年に世界動物園水族館協会(WZO)と国際自然保護連合(IUCN)が公表。


<執筆者紹介>
ペンネーム:ま
地球のサステナビリティと共に、自身の体力のサステナビリティが気になる今日この頃。
好きな食べ物は塩豆大福。

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