自転車vs歩行者いつまで続く? | 認定NPO法人 環境市民

自転車vs歩行者いつまで続く?

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

な、なんだあれは?
事務所付近を歩いていたら、佐川急便さんの新しい配送自転車?を発見。座席前方には–pagebreak–雨よけの透明強化プラスチックカバー、後ろには出前屋さんのようなアルミボックス。(写真はこちら)

なるほど~。確かに荷物を運びやすそう。
が、しかし走っていたのは歩道。ん? 車道を走らなくちゃいけないのでは? そうはいっても、事務所前の寺町通(京都市中京区)は車がびゅんびゅん通るから怖そうだけど…。

そういえば、御池通(京都市中京区)では自転車道の社会実験が始まりました。
でもよくみると…自転車道が仮設置されているのは歩道側。あれれ?

環境や安全のことを考えると、歩行者、自転車、公共交通を優先した交通体系が大事なのに、車は優先のまま。本来優先されるべき歩行者や自転車が競合させられている状況になっている気がします。

自転車配送車のような新しい取り組みが続くように、ちゃんと交通の優先順位を考えた政策になってほしいなあ。(ま)