2003年度ビジョン共有ワークショップとSKIPのミッション
2003年度の後半、私たちはビジョン共有ワークショップを行いました。その報告と、成果物のミッションをここに公開します。
SKIPビジョン共有ワークショップの概要
とき
2003年11月28日〜2004年3月27日
ところ
- 第1回……JEE事務所
- 第2回〜第4回……環境市民京都事務局
- 第5回……四季彩館
目標
- SKIPのミッションを作る
- こんなSKIPになる
- 主体的に環境市民のミッションの実現に貢献できる
- メンバーそれぞれが、環境教育(共育)に関するビジョンを持っている
- メンバーそれぞれが、SKIPのアイデンティティを自覚している
- いろんな得意技や個性を持ったメンバーがいて、そのメンバーらが適材適所で活きている
成果物
SKIPのミッション
概要
SKIPは、ビジョン共有ワークショップを行いました。
SKIPのビジョンについて、様々なワークをやりながら話し合い、考え、
共有しました。
成果物として、ミッションができあがりました。
SKIPのミッション
最終ミッション
持続可能で豊かな社会を実現すること。
(環境市民のミッションと同じ)
そのための3つのアプローチ
SKIPは、持続可能で豊かな社会を実現するために、以下の3つの対象に、以下のようにアプローチする。
- 社会に対するミッション
「オリジナルな環境教(共)育によって、広い視野をともに育む。」
- 環境市民に対するミッション
「盛り上げて 人材育成 内外で 情報・ツールも提供しまっせ(だけどしたたか……やっほい)」
- 活動メンバーに対するミッション
「自分の道を決められて、人の話が聴けて、話せて合意を形成できる人を育む。」
SKIPのミッション、ちょっと詳しく
最終ミッション
持続可能で豊かな社会を実現すること。
(環境市民のミッションと同じ)
そのための3つのアプローチ
SKIPは、持続可能で豊かな社会を実現するために、以下の3つの対象に、以下のようにアプローチする。
1.社会 2.環境市民 3.活動メンバー
1.社会に対するミッション
「オリジナルな環境教(共)育によって、広い視野を共に育む。」
○子どもたちに対し環境共育をすることによって、社会へ働きかける
- 環境共育を通じ、子どもたちに広い視野で物事を考える大切さを伝える。
- その際、個人個人の経験が生きる伝え方をする。
○子どもたちに、どうなって欲しいか。
- ・未来について主体的にとらえる。
- (主体的=自分の問題として、自分のスタイルで)
○SKIPの環境共育スタイル
- ・オリジナリティをもつ。
- “オリジナルな環境教(共)育”
- (“オリジナル”とは:ありきたりで一般的なことは、やりたくないし、やっても意味がない)
-
- ・自分と違う立場に立って見る。
- →伝わる楽しさ
- →反対派の意見を聴く
- →興味ある人だけでなく、ない人にも
2.環境市民に対するミッション
「盛り上げて 人材育成内外で 情報・ツールも提供しまっせ(だけどしたたか……やっほい!)」
- 子ども向け環境学習の情報の提供……子どもに対する対応などについて
- 子ども向け環境学習のツールの提供……カルタ、絵本etc
- 若さを生かした盛り上げ役……キャンペーン、イベントetc
- 人材育成
内で⇒環境市民へも還元
外で⇒もちろん、子どもたちの育成
3.活動メンバーに対するミッション
「自分の道を決められて、人の話が聴けて、話せて合意を形成できる人を育む。」
○SKIPが活動メンバーにできること
⇒ SKIPは、活動メンバーに、こんなことを提供します。
- ・芸を身につける場を提供する(1人最低1芸、最高3芸)
- ・協力して1つのものを作りあげる場を提供する
- ・1人で考えるよりも多面的に考える場を提供する
- ・人前で話す度胸をつける、聞く人も提供する
- ・いろんな人に会う機会を提供する
- ・ミーティングの仕方、作り方を身に付ける場を提供する
- ・人生などについても含め、深く話せる友人を得る場を提供する
- ・話し合う中で、戦略的な思考をつける機会を提供する
各回の概要
第1回
とき:2003年11月28日
テーマ:「内を向いたビジョン、外を向いたビジョン」
概要:
2003年度末まで続く一連のビジョン共有WSのスタートが、この日でした。ビジョンをともに考えていくための土台づくりとして、メンバーの世界観などを共有しました。また、ビジョン共有WSにより何を達成したいのかを考えました。
SKIPのビジョンには、どんなSKIPを目指すのかという種類のビジョンと、SKIPはどんな社会を目指すのかという種類のビジョンがあることを確認し、その上でこのビジョン共有WSではどのような種類のビジョンを目指すのかを考えました。
具体的には、自分はSKIPに対して何を求めているのか、そして、この現代社会についてどんなことを思っているのか、この2つを話し合いました。
トーキングストーンや二人組でじっくり話すという手法を取り入れることにより、普段はあまり話さないような内容を語り合うことができました。その新鮮さが楽しかったです。
第2回
とき:2003年12月13日
テーマ:「環境市民のミッションをテコに、SKIPのビジョンを考える」
概要:
環境市民のミッションは、“持続可能で豊かな社会を提案し、実践を通じて実現してゆく。”です。SKIPは環境市民の中の活動グループですから、SKIPのミッションも、究極的には、これと同じはずです。なので、この環境市民のミッションをテコにし、SKIPのビジョンを考えてみました。
現代社会の中で、どんなところが好きでどんなところが嫌いか。持続可能性とは何か。また、「環境教育(共育)」とは、いったいどんなものなのか。そんなことを、カードゲームやKJ法などを使いながら、話し合い、考えました。
お互いの世界観、環境教育観を共有することができました。
第3回
とき:2004年2月17日
テーマ:「“なりきって”外からSKIPを眺める」
概要:
ビジョンを考えるためには、客観的な視点も欠かせません。SKIPがやっていること、あるいはSKIPそのものについて、いろいろな立場の人から、それぞれどのように見られているのか。それを自覚しておく必要があります。
そのために、様々な立場の人になりきり、ロールプレイング風に意見を出し合いました。環境市民の外の人、SKIP以外で活動している環境市民の人、いろんな事情を持っているSKIPメンバー、の3つを想定しました。そして、それぞれ、いろいろな立場の人の役割を作り、なりきってみました。
なりきることによって出た意見には、SKIPを評価する内容もあれば、批判する内容もありました。これは、SKIPの強みと弱みに関係します。この“なりきり”を通して、SKIPの強み・弱みを把握することができました。
なりきりるのって難しい・・・・そんな声も聞かれました。
第4回
とき:2004年3月16日
テーマ:「強み・弱みをどうするか〜SKIPのスタイルづくり〜」
概要:
第3回ビジョン共有WSで、SKIPの強みと弱みを把握しました。そこで、この強み・弱みをどうしていくのか、ということを話し合う必要がある、と考えました。とはいえ、すべての強みを伸ばし、すべての弱みを克服する、なんてことはできません。したがって、強み・弱みをどうにかするために、SKIPはどのような活動スタイルをとっていくのかを思い描き、それに基づいて、強み・弱みをトータルにコーディネートすることにしました。そこでこの回は、SKIPのスタイルづくりを行いました。
まずはスタイルを考えるための材料となる現在の強み・弱みを分類しました。分類の基準としては、社会、環境市民、活動メンバー、という3分類を採用しました。
それをもとに、SKIPのスタイルを考えます。まずはひとりで考え、その後、二人組となり、SKIPが目指す活動スタイルを作ります。そしてそれを皆にプレゼンしてもらいました。
ひとりひとりが自分の頭でSKIPの活動スタイルを構想することができたこと、それを皆で共有することによりSKIPの目指すべきスタイルが(ぼんやりとではあるけれど)見えたこと。この二つが、この回の収穫です。なかなか、ユニークなものもいっぱいでました。
第5回
とき:2004年3月27日(SKIP合宿、夜のプログラム)
テーマ:「SKIPのミッション作成!」
概要:
最終回である第5回ビジョン共有ワークショップは、SKIP合宿の中のひとつのプログラムとして、行われました。これまでやってきたことを形にするため、成果物として、「SKIPのミッション」を作りました。
これまでのビジョン共有WSの流れから、SKIPのミッションは、1.社会、2.環境市民、3.活動メンバー、という3つの対象に対するアプローチ、という枠組みに決まりました。そこで、この3つのグループに分かれ、各グループで、自由に話し合いやワークを行うことにより、ミッションの原案を作成しました。その後、全体に対してのプレゼンを行い、皆でわいわいと意見を出し合いました。それを通し、各グループの原案をSKIP全体の統一ミッションへと仕上げました。
そして、SKIPのミッションが完成しました。
Original:2004-Apr-05; update:2005-Nov-16
(C) 2005 by SKIP, all rights reserved.
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