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「え、化石燃料使ってたん!?」を近未来に

カテゴリ:電子かわら版コラム|更新日:2018年10月17日

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

何度となく「過去最大」「観測史上最大」と表現された台風や豪雨の予報を聞くと、
「あれ、去年も『過去最大』っていってなかったっけ?」
と思ってしまいます。そのうち、毎年のように記録を更新し、
こうした表現も聞かれなくなくなるのでしょうか。


そんなことにはならない、と思いたいところですが、今月8日、
『国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)』は
「現在のペースで地球温暖化が進めば、
2030〜52年に世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃上昇する」
と発表しました。


パリ協定では、気温上昇を産業革命時比で
「2℃未満、できれば1.5℃未満」に抑えることを目標にしていますが、
今回の報告書では1.5度未満に抑えなければ人類や生物、
社会に多大な影響を与え、この0.5度の差は大きい、としています。
その違いはいろいろとあげられているのですが、例えば

・水害の被害に遭う人口が50%少なくなる
・海面上昇幅が10cm抑えられ、2100年までにその影響を受ける人口は1000万人減る
・2 ℃上昇するとサンゴ礁がほぼ全滅するが、1.5℃であれば10%以上生き残るチャンスがある

といった例が挙げられています。


ではどうすればいいのか。
IPCCでは「1.5℃未満に抑えるには2050年までにCO2排出量をゼロにする必要がある」
と指摘しています。


「ゼロ」。
これはもう構造転換以外にありません。
交通や住宅政策の見直し、金融の「ダイベストメント」、再エネへの転換。
日頃の節電も大切ですが、炭素排出を「ゼロ」にする政策が今すぐに必要なんです。


2050年ってそんな遠い未来じゃありません。
私たち現世代がどう行動するかにかかっています。


2050年までに、いや、それよりも早く、
「昔はさー、化石燃料を使って炭素をじゃんじゃん出してたらしいよ。
ここ、テストに出そうだよねー」
そんな高校生の会話が聞けるようにしたいものです。   (ま)

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