おいしい旨味とさわやかな渋み・・・ | 認定NPO法人 環境市民

おいしい旨味とさわやかな渋み・・・

このコーナーでは環境市民の事務局スタッフを中心に、今すすめているプロジェクトのナマ情報や、スタッフならではの思いや気づきをお伝えします。

おいしいお茶をいれるのに・・・自信はありません。毎日飲むお茶を自分でおいしくいれることができたら、幸せですよね。

2月6日「急須でいれて楽しむ2Rのお茶会〜おいしいお茶と未来の環境」イベントをしました。今回は、東京のNGO、FoEJapanさんと容器包装の3Rを進める全国ネットワークさん、京都市ごみ減量推進会議さんとのコラボです。

主旨は、容器包装削減、健全な水循環を考えるというもの。つまり、ペットボトルや缶入りのお茶がこんなに増えてしまった世の中を見直そう!いれ方のコツを知れば、誰でもおいしいお茶をいれられる、身近なライフスタイルから未来の環境を考えるというものです。イベントの詳細は、ニュースレター4月号で報告することにして、ここでは、感じた事を。

京都の町家のお部屋をお借りして、満員御礼でスタートです。

イベント前半は、本当においしいお茶をプロの方から教えていただこうと、お茶の老舗「一保堂茶舗さん」を講師にお迎えし、1時間みっちりとお茶のいれかたを教えていただきました。

お湯の温度とお茶の味は密接な関係にあること、お湯と葉っぱが出会った瞬間のドキドキする50秒!急須の秘密やお茶の保存方法、などなど盛りだくさんの内容でした。

普段、がぶがぶと飲んでいるお茶。自分でおししくいれるコツを知れば、とても優雅な気持ちになりました。躍起になって、目くじらたてて「エコ」な活動に励むのではなく、身近な生活からふと気づき、環境について考えて行動していくことができるように。楽しく、でも真摯に環境に配慮した行動提案をさらっと、でも真面目に伝えたいと思いました。

余談ですが、○○年前、私の小学校では、水飲み場に2つの蛇口が並んであり、1つをひねるとお茶が出ました。お茶の町だからでしょうか?気分によって、水とお茶を交互に当たり前のように飲んでいた記憶がありますが、今思えばとっても贅沢な経験だったと★

(文/岩崎恵美子)