Fridays For Future に参加してきました~! | 認定NPO法人 環境市民

Fridays For Future に参加してきました~!

夢を叶えるため環境市民で鋭意修行中のインターンのみなさんの日記です。新鮮なインターンの視点で環境市民の日常をお伝えします。

こんにちは
環境市民インターン生の野々山です。

最近『グリーンウォッシュ』を知り、実家の母にボタニカルシャンプーの裏の成分表示もちゃんと確認してね!と連絡を入れました。
日々新しい知識を吸収し、成長しております。

みなさん9月20日(金)は何をされていましたか?
この日スウェーデンの高校生グレタさんの呼びかけで世界各国で気候変動対策の強化を求めるデモが一斉に行われており、日本でもグローバル気候マーチと称して20箇所以上の都市でデモが開催されました。

わたしも京都と大阪でデモに参加しました。どちらの都市も300人もの人々が参加し、大きく盛り上がっていました!

今回のブログは京都グローバル気候マーチを運営している、気候ネットワークインターン生の塚本悠平さんへのインタビューをまとめた記事になっております。

それでは以下インタビューになります!!

Q.今回のグローバル気候マーチの目的を教えてください

緊急性のある気候変動問題に対して将来影響を受ける私たち若者世代が未来のために行動すると意思表示をすること、政治家や企業に対し「将来世代のために動かなければならない」という意識付けをすることが目的です。また今までのFridaysForFutureはこのまま上の世代に任せておけないと感じた若者たちによって始められましたが、今回のマーチは全世代参加型になっており、世界を変えるために若者と上の世代が協働するという意味もあります。若者だけの力では世界は変えられませんからね。

Q.主催はどのような団体ですか

Fridays For Futureは任意団体で、インターネット上で世界各地の団体がネットワークを形成しています。
Fridays For Future Kyotoは学生5人がコアメンバーとなって運営しています。

Q.このマーチによって期待される効果を教えてください

メディアに取り上げてもらうことで産業界や政府に対し、気候変動対策は市民や国民のニーズがあるのだとプレッシャーを与えることが期待できます。大きくメディアに取り上げてもらうためには参加者を多く集めなければなりません。そのために日時やマーチのルート、拡散方法を工夫しました。

Q.なぜ13:30からマーチを開始したのですか?

まず小学生、中学生、高校生より夏休み期間の大学生の方が参加してもらいやすいということで、メインターゲットを大学生に設定しました。さらに先に大阪のマーチは16:30から開始することが決定したため、大阪にも参加できるよう16:30までに京都のマーチを終了させる必要がありました。ターゲットが夏休み期間中の大学生なので午後からの開催でも問題ないですし、朝や夜は人が集まりにくいので、13:30から15:00にマーチを設定しました。

Q.円山公園のラジオ塔前から四条通と河原町通を通って京都市役所前まで歩きましたが、ルートはどのように決めましたか?

注目を集めるために人の多い通りを選びました。またスタート地点を八坂神社に設定したのもポイントで、あの場所は写真映えするのでメディアの方が写真も載せてくれる可能性が高くなります。先ほども説明したように今回のマーチはメディアに大きく取り上げてもらう事を意識しているので写真を載せてもらえるかどうかも重要になります。また今回歩いた通りはよくデモ行進のルートになるので、警察の方々が誘導しやすかったのも決めての1つです。

Q.情報の拡散はどのように行いましたか?

SNSはFacebook、Twitter、Instagramを利用しました。特にFacebookは広告を掲載してもらい情報を拡散しました。ターゲットの大学生に直接情報が届くように、大学の先生にお願いして授業開始5分間でマーチの紹介をさせてもらったりもしましたね。また環境団体や消費者団体にメールを送りましたし、チラシを作成して各団体、パタゴニアやラッシュなどの環境保護に力を入れている企業に送りました。団体に送る際は会員の方に送るニュースレターに同封してもらえるように送る時期を調整しました。さらに環境省記者クラブにて記者会見も行いました。

以上6つの質問にお答えいただきました!

お話を聞くとマーチの至る所に様々な工夫があって一つ一つの決定にも理由があるのだなと勉強になりました。ルート選びに写真映えを気にしていたのは驚きでしたね。

11月にも京都でマーチを開催される予定だそうです。

9月20日のグローバル気候マーチは日本の参加者は約5000人でしたがイタリアでは150万人、ドイツでは140万人が参加し、まだまだ意識が低いなと思います。

同年代が頑張っている姿を見て、月並みですが私も頑張ろうと思いました。

今回の記事は以上です。

引き続き活動について更新していきますのでよろしくお願いいたします。