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ストップ交通崩壊!公共交通を安全に使おう

カテゴリ:電子かわら版コラム|更新日:2020年6月24日

このコーナーでは、ウェブやメールマガジンの企画運営を行っている「電子かわら版チーム」メンバーのコラムを紹介しています。一緒に企画運営をしたいボランティアも随時募集中です。関心のある方は京都事務局まで。

コロナ禍で公共交通の利用が全国で激減しています。
一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)の調査によると、
4月の時点で6割から9割の利用縮小により、
公共交通事業は全国で年間3.5兆円から8.3兆円の減収と推計されています。


社会に欠かせない人の移動を支える公共交通は、
自粛要請の出る中でも止まることなく動き続けていました。
感染予防対策のため消毒などで支出が増える一方、収入は大きく減りました。
全国のバス・鉄道・タクシー・船舶の交通事業者へのアンケートで
なんと半数が8月までに倒産の可能性があることがわかりました。
3400社、17万人が雇用の危機にあり「交通崩壊」が危惧されます。


利用者が減った背景には、移動の自粛のせいだけではなく
公共交通に乗るのは不安だからとマイカーで移動する人が増えているという事情があります。
中には従業員に公共交通の利用を禁止した事業所もあります。
しかし、現実のデータを見れば、感染リスクはイメージから過大にとらえられているようです。
公共交通に乗って感染する確率は、相当大きく見積もっても1万回に1回とのこと。
しかも、感染経路は、空気感染、接触感染、飛沫感染を防止すれば
絶つことができるので、自衛も容易です。


ポイントは3点。
1.換気
2.「目・鼻・口」は触らない
3.「黙る」、話すなら「マスク」


これらを守れば、感染リスクを下げて安全に乗ることができます。
周囲の人と密着せざるを得ない混み具合なら厳しいかもしれませんが、
都心部以外は時間差の移動を心がければ、
感染の心配はほぼいらなくなるのではないでしょうか。


ヨーロッパをはじめ、アメリカ、カナダ、コロンビア等の都市では
大気汚染と気候危機への対応で、この機会にクルマの通行を制限し、
自転車用の道路整備が急速に進んでいます。
「公共交通を避けてクルマでの通勤を」という日本は、
時代錯誤と言わざるを得ません。


公共交通は「突然死する」と言います。
あなたのまちの公共交通は明日なくなってしまうかもしれません。
いったん途絶えてしまった公共交通を復活させることは不可能と言っても過言ではありません。
今、公的支援も必要ですが、私たちが利用によって支えることがまず大事なのです。


今回の公共交通機関の大幅な収入減は、
一人あたり月1000円程度の利用で回復できる数字だそうです。
過剰に怖がることなく、利用して応援していきましょう。
(げの字)


●参考
JCOMM「交通崩壊を防げ! 新型コロナから暮らしと街を守るには?」


<執筆者紹介>
ペンネーム:げの字


環境市民の設立3年目からの会員で、かつて事務局スタッフとして広報や環境教育を担当。
滋賀でエコ交通研究会を運営し、自転車と公共交通主体のまちづくりをめざす。
ベジ料理と家庭菜園が趣味。

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