杦本育生プロフィール | 認定NPO法人 環境市民

杦本育生プロフィール

杦本育生(すぎもといくお)

NPO法人 環境市民 代表理事

  • 1953.7.18 大阪市に生まれる
  • 1977.3 京都大学農学部農芸化学科卒業 専攻土壌学
  • 1977.4〜1986.3、京都市役所勤務 主に環境管理計画、環境アセスメント制度の策定に携わる。
  • 1986.12〜1992.7 ごみ問題市民会議事務局長
  • 1992.7〜2002.2 環境市民 理事・事務局責任者
  • 2002.3〜現在 特定非営利活動法人 環境市民 代表理事

在職中はボランティアとして、その後は本格的に環境NGO活動にかかわる。92年に環境問題に取り組む様々な人々、専門家と「環境市民」を創設。発足から2002年3月まで理事・事務局責任者を務め、NPO法人化に伴い代表理事に就任。

日本で初の「グリーンコンシューマーガイド」(環境を大切する買い物ガイド)の企画発行、「日本の環境首都コンテスト」の継続実施(01年度〜10年度)、「エコ修学旅行」企画運営など、日本におけるグリーンコンシューマー活動、エコシティ活動、エコツアー活動を先進的に具体化し推進。

長岡京市、津山市、福知山市、碧南市の環境基本計画策定、吹田市のアジェンダ21の策定、地球市民大学校の企画運営、環境省、自治体、企業の環境検研修の講師を数多く務めるなど、自治体、企業との真のパートナーシップ型環境活動を企画提案し実施する。

94年にアメリカ政府招待による環境NGO活動、環境教育活動の視察、交流を行う。またドイツ、北欧諸都市の自治体及び環境団体の交流・訪問調査を継続的に実施している。

また地球温暖化防止京都会議(COP3)では気候フォーラム事務局次長として主にキャンペーン活動を担当、全国各地での講演、学習教材・パンフ等の作成、97年12月7日平安神宮前で2万人を集めた「京都で決めよう! 市民の大行動」の企画運営等を行う。

環境活動の委員等(※印は、現在就任中)

  • 環境首都創造NGO全国ネットワーク代表幹事※
  • 環境首都コンテスト全国ネットワーク世話人
  • グリーン購入ネットワーク顧問※
  • 環境省 環の国くらし会議地域の取組分科会メンバー
  • 京都市 京のアジェンダ21フォーラム副幹事長※ 京エコロジーセンター事業運営委員※ 京都市環境審議会委員※ ごみ減量推進会議地域活動実行委員会委員長 都市緑化推進協議会委員、廃棄物減量等推進審議会委員
  • 武生市 政策アドバイザー 買い物からごみ減らし円卓会議専門委員
  • 長岡京市 生活環境審議会副会長 市民環境会議アドバイザー
  • NPO法人気候ネットワーク運営委員※
  • NPO法人KES環境機構理事※
  • NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議理事※
  • 公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会理事※
  • 環境にやさしいライフスタイル検討委員会委員(地球環境と資源エネルギーを大切にする国民運動全国会議)
  • 生活学校運動中央推進委員
  • 経済企画庁環境調和型ライフスタイル形成推進調査委員
  • 兵庫県 エコライフ教育プログラム検討委員会委員
  • 京都府 都市との共生を基本とした農山漁村活性化方策検討研究会委員
  • 鳥取県 エコライフ行動計画策定助言者
  • 社会福祉法人大阪ボランティア協会評議員

著書等

  • 環境首都コンテスト 地域から日本を変える7つの提案』学芸出版社’09
  • 『グリーンコンシューマーになる買い物ガイド』小学館’99
  • 『グリーンコンシューマーガイド1999京都』環境市民’99
  • 『地球にやさしい買い物ガイド』 講談社 ’94
  • 『かいものガイドこの店が環境にいい』ごみ問題市民会議’91、’93
  • 部分執筆
  • 『世界の環境都市を行く』岩波ジュニア新書 ’02
  • 『人間環境の創造 持続可能な文明のために』勁草書房’99
  • 『パートナーシップでつくる環境調和型ライフスタイル』経済企画庁編大蔵省’99

論文等

  • 『日本のグリーンコンシューマー活動の展開』廃棄物学会誌 Vol.12 No.4 2001
  • 『まちづくりのコミュニケーションの調査報告書』科学技術政策提言「臨床コミュニケーションのモデル開発と実践」2004.3
  • 『日本のフライブルクをつくうー環境首都コンテストスタート』環境技術 2002.3.31

講演、発表(講演は自治体からの依頼を中心に年間約50〜100件)

自治体主催の講演講師、ワークショップ(参加型学習会)のリーダー(抜粋)
  • 青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、三重県、滋賀県、大阪府、奈良県、兵庫県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県、京都市、仙台市、上福岡市、行田市、久喜市、幸手市、新座市、草加市、蓮田市、三郷市、多摩市、高岡市、長野市、松本市、飯田市、綾瀬市、富士市、静岡市、浜北市、大野市、武生市、鯖江市、多治見市、四日市市、鈴鹿市、大津市、草津市、守山市、京都市、長岡京市、八幡市、亀岡市、福知山市、吹田市、豊中市、箕面市、守口市、八尾市、河内長野市、向日市、生駒市、尼崎市、伊丹市、加西市、米子市、高知市、水俣市、宮代町、新旭町、蒲生町、安曇川町、落合町、中山町、内子町、東京都北区、大阪市旭区・港区・東成区・浪速区等で
  • テーマ例「地球を大切にした暮らしをわたしたちから」「地球温暖化とくらし」「グリーンコンシューマー 買い物を変える 生活が変わる、社会が変わる」「ドイツに見る環境自治体づくり」「環境教育活動とESD」「ひとりひとりがつくる持続可能な社会」「環境市民団体設立に向けた取り組み」「持続可能な地域社会エコシティ」「ローカル・アジェンダ21をつくる」「ごみを減らす」「環境偽装 グリーウォッシュを防ぐ」「奇跡の星・地球」など
国及び関係機関での講演等(抜粋)
  • 「環境NGO活動と環境行政」環境省職員研修 主催:環境省環境調査研究所
  • 「ボランティア活動の基盤整備(環境関係)について」主催:参議院法制局
  • 「市民活動団体の活動の実態について」経済企画庁国民生活局調査研究
  • 「全国都道府県省資源・省エネルギー国民運動主管課長会議」講師 主催:経済企画庁
  • 「全国都道府県省資源・省エネルギー国民運動実務担当者研修会議」講師 主催:経済企画庁
  • 「地球環境基金・NGO活動の集い」主催:環境事業団、日本環境協会
  • 「日本における環境NGO活動」主催:京都アメリカンセンター など
民間団体、NGO、大学等での講演及びワークショップ(参加型学習会)のリーダー(抜粋)
  • 「Overview of Japanese Environmental Issues」主催:アラスカ環境会議
  • 「百貨店の環境への取り組み」東北百貨店協会総会記念
  • 「日本で本格的な環境NGOを作るために」第3回アジア太平洋NGO環境会議
  • 「エコツアーとは、実践から考える」主催:精華大学旅の規範研究会
  • 「珊瑚礁の生き物たち」主催:環境市民
  • 「YOU CANー私達にできる環境保護」主催:同志社大学EVE祭
  • 認定NPO法人緑の地球ネットワーク総会記念講演
  • 京都大学、龍谷大学、山口県立大学、大阪市立大学等の公開講座等で講演など
企業とのパートナーシップのコーディネート例
  • 販売者が顧客に適切な環境情報を提供する環境マイスター認定事業を発案・企画し、日本各地で自動車販売店協会、県温暖化防止活動推進センター等と協働で実施。これまでに認証者3,900人以上
  • 阪急電鉄の環境キャンペーン列車エコトレインの企画監修を受託。8か月間3編成で走行し延べ800万人が乗車。本活動で阪急電鉄はグリーン購入大賞・環境大臣賞を受賞。
  • パナソニックと協働で社員研修・一般研修用の地球温暖化防止研修DVD教材の制作し、頒布。
  • 97年の京都での気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)の開催に関し、ジャスコ株式会社近畿カンパニーと共催でジャスコの近畿地区大型店舗16カ所で、市民への温暖化防止キャンペーンをのべ48日にわたり企画・実施。
  • 公共交通の積極的利用を呼びかけるため、自然を車体にデザインした「エコモーション」を叡山電鉄株式会社にデザイン会社とともに企画提案。95年4月から出町・鞍馬駅間の定時運行列車として8年間運用。車内の吊り広告を行わず環境をテーマにした写真、絵、ポスターを掲示、また本会などの自然観察会などに活用。
  • イシダアイテス株式会社と共催をとる形で96年度「環境問題と経済活動についての研修会」「食品の環境ラベル(ラベル)研究会」を企画・コーディネート、流通関連企業及び食品関連企業の参加を得る。
  • 修学旅行のエコツーリズム化について、トヨタ財団の助成を得て3年間に渡り実践研究、その結果を近畿日本ツーリストなど旅行代理店にプログラムとして提案し15校以上で実施。
  • 地球環境を大切にする呼びかけを全世界的に行っている「アースデー」のキャンペーンを大丸京都店に提案し、3週間にわたり実施(95,96年度)。店内での親子参加型行事、写真展、NGO活動紹介コーナーの運営、また全店員によるアースデーワッペンの着用とお客への簡易包装への呼びかけなどを行う。
  • 企業環境研修の講師 東北百貨店協会、松下電器(Panasonic)、ジャスコ近畿カンパニー、イズミヤ、関西電力、積水化学、NTTドコモ東海、マンダム、阪急電車、京都商工会議所、大阪商工会議所、全国生活協同組合連合会等
自治体、国関係機関とのパートナーシップのコーディネート例
  • 京都府長岡京市の環境基本計画策定に関して、環境市民としてコーディネートを受託
  • 岡山県津山市の環境基本計画策定に関して、環境市民としてコーディネートを受託
  • 京都府福知山市の環境基本計画策定に関して、環境市民としてコーディネートを受託
  • 愛知県碧南市の環境基本計画策定に関して、環境市民としてコーディネートを受託
  • 福知山市、山形県高畠町の環境基本計画改定に際してアドバイザーを受託
  • 大阪府吹田市のローカル・アジェンダ21策定に関して、環境市民としてコーディネートを受託
  • 福井県武生市「町並みを活かした環境まちづくり委員会」のてコーディネートを受託。
  • 福井県武生市で「環境教育リーダー養成講座」を企画運営。また実行委員会形式で「エコシティ連続講座」を企画。
  • 大阪府豊中市で環境問題の連続講座を企画運営
  • 環境事業団地球環境基金主催の「環境NGO活動入門講座」の委託を受け企画運営。
  • 環境事業団地球環境基金主催の「環境NGO活動実践手法講座」の委託を受け企画運営
  • 環境事業団地球環境基金主催の「環境NGOの集い」の委託を受け企画運営
  • 環境事業団地球環境基金主催の「協働コーディネーター養成講座」の委託を受け企画運営
  • 富山県地球温暖化防止活動推進員養成講座の企画実施
  • 大阪府環境活動リーダー支援講習の企画運営
  • 埼玉県、香川県、島根県、大分県及び草加市のグリーンコンシューマーリーダー養成講座を企画実施
  • ドイツ文化センターと共催で、日独環境教育ワークショップを企画運営
  • 京都市環境学習・エコロジーセンター開所に向けてのソフト開発、展示内容の設計のアドバイスを受託
  • 京都市環境学習・エコロジーセンター基本計画策定に係る研究会のコーディネーション、同研究会のコーディネーション(設計業者からの間接受託)
  • 大津市「環境リーダー養成ワークショップ」全4回を受託(99年度)
  • 自治体職員研修の講師 大阪府市町村会、大和市、武生市、滋賀県(八日市県事務所管内市町村)、近]八幡市、高島郡市町村、茨木市、八尾市、津山市、碧南市、吹田市、明石市、阪南市、川西市、摂津市、武豊町等