「国際原子力ロビーの犯罪」著者 コリン・コバヤシ氏が来日記念講演 10/19(土) | 認定NPO法人 環境市民

「国際原子力ロビーの犯罪」著者 コリン・コバヤシ氏が来日記念講演 10/19(土)

<野の塾> 国際原子力ロビーを知る
「国際原子力ロビーの犯罪」 チェルノブイリから福島へ

世界の原子力産業を支えるため、
自らの存在をおびやかしかねない状況に対する巧みな働きかけを「国際原子力ロビー」という。

その中心には、マスメディアによく登場する、IAEA(国際原子力機関)やICRP(国際放射線防護委員会)などの国際機関がある。

これらの組織から出される情報はあたかも国際スタンダードのように報道されているが、その実態は、予防原則を無視した低線量被ばくの否定をはじめとする、国、企業、研究機関を巻き込んだ原発推進のためのロビー活動、キャンペーン。

彼らがチェルノブイリでしたこと。
そして福島で何をしようとしているのか。

国際原子力ロビーの驚くべき、隠された実態を筆者の総力取材で明らかにする。

■講 師:コリン・コバヤシ氏

(プロフィール)
フランス在住。美術家、ビデオ作家、フリージャーナリスト、著述家。1970 年代から日仏の軍事・民事の反核運動に関わる。著書・共著書に『国際原子力ロビーの犯罪』『ゲランドの塩物語』(渋沢クローデル賞現代エッセイ賞受賞)『市民のアソシエーション』等、訳書・共訳書にP. ブルデュー+H. ハーケ『自由- 交換』、ジョゼ・ボヴェ他『パレスチナ国際市民派遣団』等多数。

■と き:10月19日(土)午後2:00受付スタート 午後2:30から4:30
■ところ:京町家 さいりん館(京都市中京区室町通二条上る冷泉町65)
■定 員:25人
■参加費:本会会員 800円 /一般 1000円
■主 催:NPO法人環境市民
■申込み:下記まで、お名前、電話番号、メールアドレス、会員・一般の別を添えてご連絡下さい。メールの場合は、タイトルを「野の塾 国際原子力ロビー参加希望」とお書き下さい。

【申込先】NPO法人環境市民
TEL:075-211-3521 FAX:075-211-3531
E-mail:life@kankyoshimin.org
〒604-0934 京都市中京区麩屋町通二条下る第二ふや町ビル405

参考 著書「国際原子力ロビーの犯罪」詳細はこちら

【目次】

・序にかえて

・第一章 国際原子力ロビーとはなにか
なぜ、福島に来たのはWHOではなく、IAEAとICRPなのか
IAEAとWHOの合意書(一九五九年)
広島・長崎以降、放射線被曝の何が解明されたか
ABCCから放射線影響研究所へ
ICRPとはなにか
唯一、対抗するECRR
IAEAとはなにか IAEA-WHO-ICRP-UNSCEARによる支配体制
IAEA設立の経緯
IAEAとチェルノブイリ
国際原子力ロビーの一翼/日本の原子力ロビー
国際原子力ロビーの核/フランスの原子力ロビー
IAEAの金縛りにあっているWHOとは?
IAEAと福島
二〇一二年十二月のIAEA国際閣僚会議はなにか決めたか

・第二章 エートス・プロジェクトの実相から
エートス・プロジェクトの諸問題
プロジェクトの目標
チームの構成
エートス1
エートス2
エートス・プロジェクトとはなにか:ミッシェル・フェルネックスの証言
ベルラド研究所とエートス・プロジェクト
継続されたコール・プロジェクト
削除されたガイド:サージュ・プロジェクト
福島で行われたダイアログ・セミナーとはなにか
ダイアログ・セミナーの内容
「エートス・イン・福島」は市民による自発的運動なのか?
まとめとして 責任者の不在・過剰なる自己責任論・選択肢の不在

・第三章 内部被曝問題をめぐるいくつかの証言から
原子物理学者ワシリー・ネステレンコ
ベルラド研究所
ユーリ・バンダジェフスキー、ガリーナ・バンダジェフスカヤ夫妻の研究
バンダジェフスキーの逮捕と冤罪
抹殺されたアップル・ペクチン
アレクセイ・ヤブロコフの証言

・結論にかえて

京都以外の地域での講演予定

・名古屋 10月18日(金)チラシのダウンロードはこちら
・広 島 10月21日(月)チラシのダウンロードはこちら